【2026年5月版】Redmine新機能&新着記事まとめ
2026年5月にRedmine.JPで新しく公開した記事、Redmine公式サイトでコミットされた新機能をまとめて紹介します。
Redmineとは:
Redmineはオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアです。オンプレミスのサーバなど自前の環境に自由にインストールできるほか、 クラウドサービス も利用できます。Redmineについて詳しくは Redmine.JP (Redmine日本語情報サイト)をご覧ください。
2026年5月に公開したRedmine.JPの記事
Redmine.JPで以下の記事を公開しました。
- Redmineデモサイト
インストール不要でブラウザからすぐにRedmineを体験できるデモサイトです。自由にRedmineをお試しいただけます。 - Redmine はじめてのチュートリアル ― 体験シナリオで学ぶ基本操作
Redmineをこれから使いはじめる方のための、体験シナリオです。Redmineの基本的な操作方法やプロジェクト管理機能をお試しいただけます。
Redmine リリース前の新機能を先行チェック!
Redmine公式サイトでコミット済みの未リリースの新機能です。より便利になるRedmineの機能を一足先にチェックしましょう。
今月は2026年5月にコミットされた22件のチケットの中から、注目の新機能を4個紹介します。
- 「sudoモード」のデフォルト有効化
- チケット一覧のフィルタ「予定工数」「作業時間」で時間形式(「0:45」形式)の入力サポート
- トラッカーごとの新規チケット作成時における「プライベート」デフォルト設定
- プロジェクト設定の「メンバー」タブでグループ管理画面へのリンク追加
「sudoモード」のデフォルト有効化
「管理」→「設定」などの重要なセキュリティ操作を行う際にパスワードの再入力を求める機能「sudoモード」が、デフォルトで有効になります。第三者に勝手に操作されて設定を書き換えられるセキュリティ事故を未然に防ぐなどの効果があります。
これまでのバージョンでは「sudoモード」を有効にするには、設定ファイル config/configuration.yml で sudo_mode: true を設定する必要がありました。Redmine 7.0からはデフォルトで有効になっているため、「sudoモード」機能の設定を知らなくてもセキュリティ対策された環境を使うことができます。
もしこの機能を無効にしたい場合は、設定ファイルに sudo_mode: false を設定することで無効化できます。
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #44052: Enable sudo mode by default
チケット一覧のフィルタ「予定工数」「作業時間」で時間形式(「0:45」形式)の入力サポート
チケット一覧のフィルタで予定工数や作業時間を指定する際、「0:45」や「1:30」といった時間形式(HH:MM)で直接入力できるようになります。
以前のバージョンでは、表示設定を時間形式にしていても、フィルタに入力する際は45分は「0.75」、1時間30分は「1.5」などのように小数形式で入力しなければなりませんでした。今回の改善により、画面上の表示と整合性が取れ、直感的かつ手軽に工数の検索ができるようになります。

Redmine 7.0

Redmine 6.1
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #43968: Allow 0:45h time span format input in the estimated_hours and spent_time filter of IssueQuery
トラッカーごとの新規チケット作成時における「プライベート」デフォルト設定
トラッカーの設定画面に「デフォルトでプライベート」というオプションが追加されます。このオプションを有効にすると、そのトラッカーを使用した新規チケットの作成画面で、「プライベート」チェックボックスが最初からチェックされた状態になります。
プロジェクトの運用において、特定のトラッカー(例:「社内タスク」や「セキュリティ」など)で作成するチケットを常にプライベートにしたい場合、チェックの付け忘れによる情報漏えいを防止することができます。
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #9432: Default value for the private issue flag
プロジェクト設定の「メンバー」タブでグループ管理画面へのリンク追加
プロジェクトの「設定」→「メンバー」タブに登録されている「グループ」の名前から、そのグループの管理・編集画面(「管理」→「グループ」→該当グループの編集)へ直接遷移できるリンクが追加されます。
これまでは、プロジェクトメンバーであるグループの所属ユーザーを変更したり設定を更新したりする際、一度プロジェクト設定画面を離れてから「管理」メニューの「グループ」を開き直す必要がありました。このリンク追加により、プロジェクト管理者のUI操作の動線がスムーズになり、グループのメンテナンスが容易になります。

グループの名前をクリック後の画面の右上「編集」から直接グループを編集できる
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #44013: Add links to groups in the project Settings > Members tab
Redmineの新機能を先行して利用できる「RedMica」
Redmine互換のオープンソースソフトウェアRedMica (ファーエンドテクノロジー版Redmine)では、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できます。
RedMicaが今すぐ使えるサービス「My Redmine」
「My Redmine」は、RedMicaの開発者ファーエンドテクノロジーが提供するクラウドサービスです。無料でお試しできます。
バックナンバー(過去1年分)
- 【2026年4月版】Redmine新機能&新着記事まとめ
- 【2026年3月版】Redmine新機能&新着記事まとめ
- 【2026年2月版】Redmine新機能&新着記事まとめ
- 【2026年1月版】Redmine新機能&新着記事まとめ
- 【2025年12月版】Redmine新機能&新着記事まとめ
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!CommonMark Markdown アラートボックスの日本語化など(2025年11月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!チケット編集画面の区切り線の簡素化(2025年10月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!箇条書きや番号付きリストを入力中、改行時にリストの次の記号を自動補完など(2025年9月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!開発者向けにSVGアイコンを確認できるページ追加(2025年8月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!チケット履歴のUI改善(2025年7月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!OAuth2に対応など(2025年6月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!リアクション機能(いいねボタン)など(2025年5月コミット分)

