はじめてのRedmine使いこなし術(14):Wikiページ一覧を簡単に表示する
Redmine初心者の方向けのシリーズ記事「はじめてのRedmine使いこなし術」では、知っていると便利で簡単なテクニックを紹介します。第14回は、Wikiページ一覧を簡単に表示する方法を紹介します。
表示したい目的のWikiページを開くとき、索引から表示していますか?それともWikiページ内に貼ったリンクから移動していますか?
今回は基本的な 全ページの一覧(索引)を表示する方法 と、 Wikiページ内にマクロを記載して子ページの一覧を表示する方法 を紹介します。
全ページの一覧(索引)を表示する方法
プロジェクトの「Wiki」タブをクリックし、右サイドバーの「索引(名前順)」または「索引(日付順)」をクリックしてみてください。プロジェクトのWikiの全ページの一覧が表示されます。
Wikiの右サイドバーに一覧へのリンクがある
「索引(名前順)」は名前順に階層で、「索引(日付順)」は更新日順で表示されます。どこにWikiページを作ったか分からなくなったときなどに、索引を表示すれば位置がわかって役立ちます。
Wikiページ内に作成した子ページの一覧を表示する方法
Wikiページ内にそのWikiページの子ページ一覧を表示することもできます。 そのためには、マクロを利用します。Wikiページを親子関係にする方法は前月の記事をご覧ください。
{{child_pages}}
親ページのWikiページにマクロを挿入
子ページに指定しているリストが表示される
また、以下のように書くと何階層まで表示するのか指定することもできます。多階層にWikiページを作っている場合に便利です。
2階層まで表示する場合の記述例:
{{child_pages(depth=2)}}
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