はじめてのRedmine使いこなし術(10):間違えてチケットを削除しないように権限をOFFにする
Redmine初心者の方向けのシリーズ記事「はじめてのRedmine使いこなし術」では、知っていると便利で簡単なテクニックを紹介します。
第10回は、間違えてチケットを削除しないための対策として「チケットの削除」権限をOFFにする方法を紹介します。
チケットは削除してしまうと元に戻せません。間違えてチケットを削除してしまわないために、「チケットの削除」権限をOFFにしましょう。権限はロールごとに設定しますが、チケットの削除はすべてのロールでOFFにすることをおすすめします。
「チケットの削除」権限ON
「チケットの削除」権限OFF
設定手順
「管理」→「ロールと権限」をクリック
「権限レポート」をクリック
「チケットの削除」をOFF
(左端の緑色チェックアイコンをクリックすると一括でON/OFFできます)「保存」をクリック
注意点
- すべてのロールで「チケットの削除」権限をOFFにしても、システム管理者権限を持つユーザーの画面では、チケット画面に「削除」は表示されたまま となります。システム管理者はすべての操作・すべての情報の閲覧ができるため、適用されません。
- 権限の設定は、システム管理者権限を持つユーザーのみができる操作です。
- 権限はRedmine全体の設定(すべてのプロジェクト共通)です。
バックナンバー
- はじめてのRedmine使いこなし術(9):カスタムフィールドでTextileやMarkdown記法を使って入力する
- はじめてのRedmine使いこなし術(8):チケット作成のコツ【完了条件を明記する】
- はじめてのRedmine使いこなし術(7):サマリー画面でステータスごとのチケット数を表示する虫眼鏡アイコン
- はじめてのRedmine使いこなし術(6):カスタムフィールドを使ってチケットのフィールドに入力できる文字・文字数を制限する
- はじめてのRedmine使いこなし術(5):「担当者」と「期日」を入力してリマインダメールの送信対象にする
- はじめてのRedmine使いこなし術(4):チケットの注記(コメント)へのリンク
- はじめてのRedmine使いこなし術(3):ロードマップ画面にWikiの内容を表示する
- はじめてのRedmine使いこなし術(2):Wikiページへのリンク記法
- はじめてのRedmine使いこなし術(1):ユーザーごとの更新履歴を確認する方法
さらに使いこなすためのワンポイントチェック
Redmineをより便利に、効率よく使いこなすためのチェックポイントを紹介。こちらもあわせてご覧ください。 Redmineワンポイントチェック最終回・全11回総集編
作成: 2019-05-31 15:00 • 分類: beginner