はじめてのRedmine使いこなし術(7):サマリー画面でステータスごとのチケット数を表示する虫眼鏡アイコン
Redmine初心者の方向けのシリーズ記事「はじめてのRedmine使いこなし術」では、知っていると便利で簡単なテクニックを紹介します。第7回はサマリー画面でステータスごとのチケット数を表示する方法です。
チケットの集計機能「サマリー」は、プロジェクト内のチケットをトラッカー/優先度/担当者/作成者/バージョン/サブプロジェクト/カテゴリごとに分類して集計し、未完了・完了・合計のチケット数を表示します。プロジェクトの進捗度合いやメンバーごとの手持ちの作業量の把握などに利用できます。
また、虫眼鏡アイコンをクリックすると、未完了・完了のチケット数をより細かいステータスごとに表示できます。
※プロジェクトで使用中のステータスのみが表示されるのはRedmine 4.0以降です。
表内の数値はリンクになっていて、クリックすると該当のチケット一覧画面に移動します。サマリー画面で全体的な傾向を確認後に数値のリンクをクリックしてチケット一覧を表示して具体的な内容を把握し、プロジェクトの進行のために必要な行動をとるという使い方ができます。
操作手順
プロジェクトの「概要」画面の「サマリー」をクリック
もしくはチケット、ガントチャート、カレンダー画面の右サイドバーにある「サマリー」をクリック虫眼鏡アイコンをクリック
関連情報
- チケットのサマリー (Redmineガイド)
バックナンバー
- はじめてのRedmine使いこなし術(6):カスタムフィールドを使ってチケットのフィールドに入力できる文字・文字数を制限する
- はじめてのRedmine使いこなし術(5):「担当者」と「期日」を入力してリマインダメールの送信対象にする
- はじめてのRedmine使いこなし術(4):チケットの注記(コメント)へのリンク
- はじめてのRedmine使いこなし術(3):ロードマップ画面にWikiの内容を表示する
- はじめてのRedmine使いこなし術(2):Wikiページへのリンク記法
- はじめてのRedmine使いこなし術(1):ユーザーごとの更新履歴を確認する方法
さらに使いこなすためのワンポイントチェック
Redmineをより便利に、効率よく使いこなすためのチェックポイントを紹介。こちらもあわせてご覧ください。 Redmineワンポイントチェック最終回・全11回総集編