Redmineワンポイントチェック(11): マイページにカスタムクエリを表示する
Redmineをより便利に、効率よく使いこなすためのチェックポイントを紹介する連載記事「Redmineワンポイントチェック」の第11回は、マイページに表示するチケットの条件をカスタマイズできる方法です。
マイページにはデフォルトで「担当しているチケット」や「報告したチケット」が表示されます。チケット以外にもパーツを追加することで、カレンダーや最新ニュース、作業時間などを表示することができます。
さらにRedmine 3.4からは マイページにカスタムクエリを表示できる ようになり、 表示するチケットを自分でカスタマイズすることが実現可能になりました。
カスタムクエリは、チケット一覧画面でフィルタ条件などを保存して1クリックで表示できる機能です。自由に条件を設定して絞り込んだチケットの一覧を表示することができます。
カスタムクエリを利用して自分好みのマイページにカスタマイズしましょう。
1. カスタムクエリを作成する
まだカスタムクエリを作成していない場合は、はじめにカスタムクエリを作成しましょう。
カスタムクエリの作成方法は下記をご覧ください。 http://redmine.jp/glossary/c/custom-query/
2. マイページにカスタムクエリを表示する
以下の手順で作成したカスタムクエリをマイページに表示します。
- 左上メニュー「マイページ」をクリック
- 右上の「追加」のプルダウンより「チケット」を選択する
- 「カスタムクエリ」のプルダウンより作成済みのカスタムクエリを選択する
- 「保存」をクリック
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バックナンバー
- (10): チケット一覧画面のカスタマイズ(フィルタと表示項目の変更)
- (9): REST APIを使ってユーザーを一括登録する
- (8): sudoモードでセキュリティ上重要な操作前にパスワード入力を強制
- (7): Redmineのチケット更新をSlackに通知する 【プラグイン不要】
- (6): カスタムフィールドに入力した数値を集計して合計値を表示する
- (5): トラッカーを正しく使おう
- (4): ワークフローのチェックをまとめてON/OFFする
- (3): コンテキストメニューを使って複数チケットをまとめて更新する
- (2): URLに入力値を埋め込んでチケット作成のテンプレートを実現する
- (1): ユーザーは「削除」ではなく「ロック」をする
作成: 2018-06-27 15:00 • 分類: one_point_check