【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!ユーザー・プロジェクト削除時に確認ページ表示など(2020年12月コミット分)
Redmine公式サイトでコミット済みの未リリースの新機能を毎月紹介します。より便利になるRedmineの機能を一足先にチェックしましょう。
今月は2020年12月にコミットされたチケットの中から3つ紹介します。
カスタムフィールドをコピーして作成
新しくカスタムフィールドを作成する際、既に作成済みのカスタムフィールドの設定内容をコピーできるようになります。設定の手間が省けるので作成するのが楽になります。
「管理」→「カスタムフィールド」→「コピー」をクリックで設定された状態の作成画面を表示
- 利用できる予定のバージョン:4.2.0
- 公式サイトのチケット:
Feature #34307: Create custom field by copy
コンテキストメニューから子チケット作成
チケット一覧画面やガントチャート画面などで右クリックすると、複数チケットをまとめて更新できるコンテキストメニューが表示されます。そのメニューに新しく「子チケットを追加」が追加され、さまざまな画面から子チケットが作成できるようになります。
チケット一覧画面
ガントチャート画面
- 利用できる予定のバージョン:4.2.0
- 公式サイトのチケット:
Feature #34303: Allow to add subtask from context menu
ユーザー・プロジェクト削除時に確認ページ表示
ユーザーやプロジェクトを削除する際、本当に削除するか確認ページが表示されるようになります。確認ページにはユーザーのID / プロジェクト識別子を入力する必要があるので、削除するための操作が増えて簡単に削除できなくなります。また、ユーザーは確認ページからロックもできます。
「管理」→「ユーザー」→「削除」→ユーザーのIDの入力が必要になる
「管理」→「プロジェクト」→「削除」→プロジェクト識別子の入力が必要になる
- 利用できる予定のバージョン:4.2.0
- 公式サイトのチケット:
Patch #34417: Require explicit confirmation when deleting a user or a project
Redmineの新機能を先行して利用できる「RedMica」
本記事で紹介した機能は、次期バージョンRedmine 4.2に加え、2021年5月リリース予定のRedMica 1.3で利用できます。RedMica (ファーエンドテクノロジー版Redmine)は、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できるオープンソースソフトウェアです。
RedMicaが今すぐ使えるサービス「My Redmine」
「My Redmine」は、RedMicaの開発者ファーエンドテクノロジーが提供するクラウドサービスです。1ヶ月無料お試しできます。
※本記事公開時点でMy Redmine 1ヶ月無料お試しで提供中のバージョンはRedMica 1.2です。RedMica 1.3の提供開始は2021年6月以降です。
バックナンバー
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!「プライベート」バッジを「未完了」「完了」バッジと並べて表示など(2020年11月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!「プロジェクトの削除」権限追加など(2020年9月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!二要素認証に対応など(2020年8月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!活動画面のデザイン改善など(2020年7月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック! テーブルを列ごとにソート(並べ替え)など(2020年6月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック! CSVインポート時に「関連するチケット」を設定など(2020年5月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!ウォッチャーにグループ追加など(2020年4月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!テーブルを簡単に入力できるボタンなど(2020年3月コミット分)