【2025年12月版】Redmine新機能&新着記事まとめ
2025年12月にRedmine.JPで新しく公開した記事、Redmine公式サイトでコミットされた新機能をまとめて紹介します。
Redmineとは:
Redmineはオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアです。オンプレミスのサーバなど自前の環境に自由にインストールできるほか、 クラウドサービス も利用できます。Redmineについて詳しくは Redmine.JP (Redmine日本語情報サイト)をご覧ください。
2025年12月に公開したRedmine.JPの記事
Redmine.JPで以下の記事を公開しました。
- Redmineの複数のチケットを一括編集する(FAQ)
Redmineの複数のチケットを一括編集する方法です。 - Gravatar(用語解説)
チケットや活動画面、ユーザー一覧などにGravatarアイコンを表示できます。 - 残工数(用語解説)
残工数はチケットに登録されているタスクがあとどのくらいの時間で完了するのかを示す指標です。予定工数と進捗率を元に自動的に計算されます。 - Wiki(用語解説)
Wikiはプロジェクト内で情報の共有や蓄積を共同で行うための機能です。
Redmine リリース前の新機能を先行チェック!
Redmine公式サイトでコミット済みの未リリースの新機能です。より便利になるRedmineの機能を一足先にチェックしましょう。
今月は2025年12月にコミットされた17件のチケットの中から5個紹介します。
- 画面上のデザインをシンプルにするUI改善
- ゆとりのあるレイアウトに改善
- チケット一覧の「予定工数」や「作業時間」を中央揃え→右揃え表示
- 特定プロジェクトの最近更新されたWikiページをマクロで表示
- APIでWikiページのプロジェクトidと名称を取得
画面上のデザインをシンプルにするUI改善
画面上の枠線や影を減らし余白を広げることで、テキストの可読性が向上し、全体的に広々とした印象になります。
- 実装されたバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #43575: Clean up box-like UI elements by adjusting borders and padding
ゆとりのあるレイアウトに改善
メニューとタイトルの間の余白を広げて、窮屈な印象が解消されて視認性が良くなります。
- 実装されたバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #43563: Increase top padding of div#content to improve visual spacing and readability
チケット一覧の「予定工数」や「作業時間」を中央揃え→右揃え表示
チケット一覧画面にある「予定工数」や「作業時間」などの時間は中央揃えで表示されていますが、右揃えに変更されます。桁数が違う数字が並んでも比較しやすくなります。
- 実装されたバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #43615: Right-align all time-tracking columns in Issues list
特定プロジェクトの最近更新されたWikiページをマクロで表示
最近更新されたWikiページを表示するマクロ {{recent_pages}} が拡張され、 {{recent_pages(project=識別子)}} のように特定プロジェクトを指定できるようになります。ホーム画面や親プロジェクトのWikiページに別のプロジェクトのWikiの更新状況を表示できます。
(記述例)プロジェクト識別子が ui-design の直近7日間に更新されたページを表示
{{recent_pages(project=ui-design)}}
「UI/UXデザインチーム」プロジェクトのWikiを更新する
「全社広報ポータル」プロジェクトのWikiにマクロを記述する
「全社広報ポータル」プロジェクトに「UI/UXデザインチーム」プロジェクトの最近更新されたWikiページが表示される
- 実装されたバージョン:Redmine 6.1.1
- 公式サイトのチケット:Patch #43372: Allow macro recent_pages to display pages from a specific project
APIでWikiページのプロジェクトidと名称を取得
REST APIでWikiページの情報を取得した際、そのページがどのプロジェクトに属しているかの情報(プロジェクトIDや名称)が含まれるようになります。1回のリクエストで必要な情報が揃うため、Redmineを外部ツールと連携させている開発者などとってより使いやすくなります。
Redmine 7.0 → "project":{"id":4,"name":"新機能開発プロジェクトA"}, がある
$ curl -s -H "X-Redmine-API-Key: APIキー" \
"http://***/projects/プロジェクト識別子/wiki/環境構築手順.json"
{"wiki_page":{"title":"環境構築手順","text":"# 環境構築手順...(省略)","version":2,"author":{"id":5,"name":"赤田 舞"},"comments":"","project":{"id":4,"name":"新機能開発プロジェクトA"},"created_on":"2026-01-20T04:08:21Z","updated_on":"2026-01-20T04:26:50Z"}}%
Redmine 6.1 → "project":{"id":4,"name":"新機能開発プロジェクトA"}, がない
$ curl -s -H "X-Redmine-API-Key: APIキー" \
"http://***/projects/プロジェクト識別子/wiki/環境構築手順.json"
{"wiki_page":{"title":"環境構築手順","text":"# 環境構築手順...(省略)","version":1,"author":{"id":5,"name":"赤田 舞"},"comments":"","created_on":"2026-01-20T08:42:51Z","updated_on":"2026-01-20T08:42:51Z"}}
- 実装されたバージョン:Redmine 7.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #43569: Adds project to wiki page API response
Redmineの新機能を先行して利用できる「RedMica」
Redmine互換のオープンソースソフトウェアRedMica (ファーエンドテクノロジー版Redmine)では、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できます。
RedMicaが今すぐ使えるサービス「My Redmine」
「My Redmine」は、RedMicaの開発者ファーエンドテクノロジーが提供するクラウドサービスです。無料でお試しできます。
バックナンバー(過去1年分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!CommonMark Markdown アラートボックスの日本語化など(2025年11月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!チケット編集画面の区切り線の簡素化(2025年10月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!箇条書きや番号付きリストを入力中、改行時にリストの次の記号を自動補完など(2025年9月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!開発者向けにSVGアイコンを確認できるページ追加(2025年8月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!チケット履歴のUI改善(2025年7月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!OAuth2に対応など(2025年6月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!リアクション機能(いいねボタン)など(2025年5月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!関連するチケットと子チケットの一覧に表示する項目のカスタマイズなど(2025年4月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!カスタムフィールドの新しい形式「Progress bar」(2025年3月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!Mercurial 5.1 以降と連係する改善に関するコミットを紹介(2025年2月コミット分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!パフォーマンスの改善に関するコミットを紹介(2025年1月コミット分)


