【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!チケットのコメント編集日時・ユーザー表示など(2022年7月コミット分)
Redmine公式サイトでコミット済みの未リリースの新機能を毎月紹介します。より便利になるRedmineの機能を一足先にチェックしましょう。
今月は2022年7月にコミットされたチケットの中から2つ紹介します。
Redmineとは:
Redmineはオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアです。オンプレミスのサーバなど自前の環境に自由にインストールできるほか、 クラウドサービス も利用できます。Redmineについて詳しくは Redmine.JP (Redmine日本語情報サイト)をご覧ください。
チケットのコメント編集日時・ユーザー表示
チケットにコメントを追加後に鉛筆アイコンから編集すると「編集済み」と表示され、後から編集されたことが分かるようになります。また、「編集済み」にカーソルを合わせると最後にいつ誰が編集したのか表示されます。
チケットの説明や各フィールドは編集するとその変更履歴が記録されますが、これまでコメントについては編集しても編集されたことが分かりませんでした。
最後に編集した日時・ユーザーが表示される
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 5.1.0
- 公式サイトのチケット:Patch #31505: Mark edited journal notes as "Edited"
チケットのレポートのCSVエクスポート
チケットのレポートをCSV形式でエクスポートできるようになります。例えば、プロジェクトの進捗状況についての資料を作成するのに活用できます。
レポートはトラッカーや担当者などで分類したステータス別のチケットを表示します。
表示方法: プロジェクトの「概要」→「サマリー」→虫眼鏡アイコンをクリック
開いたCSVファイルの例
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 5.1.0
- 公式サイトのチケット:Feature #37362: CSV export of issues report
Redmineの新機能を先行して利用できる「RedMica」
Redmine互換のオープンソースソフトウェアRedMica (ファーエンドテクノロジー版Redmine)では、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できます。
RedMicaが今すぐ使えるサービス「My Redmine」
「My Redmine」は、RedMicaの開発者ファーエンドテクノロジーが提供するクラウドサービスです。無料お試しできます。
バックナンバー(過去1年分)
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