【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!Wikiのウォッチャーの管理など(2021年5月コミット分)
Redmine公式サイトでコミット済みの未リリースの新機能を毎月紹介します。より便利になるRedmineの機能を一足先にチェックしましょう。
今月は2021年5月にコミットされたチケットの中から2つ紹介します。
Wikiのウォッチャーの管理
Wikiページに他のユーザーをウォッチャーとして追加できるようになります。Redmine 4.2までは自分がウォッチすることしかできませんでした。
チケットと同じようにサイドバーからウォッチャーを閲覧・追加・削除できます。
「管理」→「ロールと権限」からロールごとに権限の付与が可能です。
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 5.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #7652: Ability to add watchers to Wiki pages
リポジトリブラウザでTextileとMarkdownファイルのレンダリング
リポジトリ内のTextileとMarkdown形式ファイルがHTMLで表示されるようになります。これまで通りソースコードを表示したい場合は「アノテート」をクリックします。
変更前(Redmine 4.2)
変更後(Redmine 5.0)
- 利用できる予定のバージョン:Redmine 5.0.0
- 公式サイトのチケット:Feature #16849: Render Textile and Markdown files in the repository browser
Redmineの新機能を先行して利用できる「RedMica」
本記事で紹介した機能は、次期バージョンRedmine 5.0に加え、2021年5月にリリースされたRedMica 1.3で利用できます。RedMica (ファーエンドテクノロジー版Redmine)は、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できるオープンソースソフトウェアです。
RedMicaが今すぐ使えるサービス「My Redmine」
「My Redmine」は、RedMicaの開発者ファーエンドテクノロジーが提供するクラウドサービスです。無料お試しできます。
※本記事公開時点でMy Redmine 無料お試しで提供中のバージョンはRedMica 1.2です。RedMica 1.3の提供開始は2021年6月以降です。
バックナンバー(過去1年分)
- 【毎月更新】Redmine リリース前の新機能を先行チェック!チケットのフィルタに「コメント」追加など(2021年4月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!活動画面でユーザーを絞り込んで表示など(2021年2月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!ファイル形式カスタムフィールドにドラッグ&ドロップで添付など(2021年1月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!ユーザー・プロジェクト削除時に確認ページ表示など(2020年12月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!「プライベート」バッジを「未完了」「完了」バッジと並べて表示など(2020年11月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!「プロジェクトの削除」権限追加など(2020年9月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!二要素認証に対応など(2020年8月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック!活動画面のデザイン改善など(2020年7月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック! テーブルを列ごとにソート(並べ替え)など(2020年6月コミット分)
- 【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック! CSVインポート時に「関連するチケット」を設定など(2020年5月コミット分)