Redmine 2.0.0 リリース
2012年5月15日、Redmine 2.0.0がリリースされました。
直近のメジャーバージョンアップは4月にリリースされた1.4であり、わずか1ヶ月でのメジャーバージョンアップとなります。1.4からの主な変更点は、Redmineで使われているwebアプリケーションフレームワーク Ruby on Rails のバージョンが 2.3.14 から 3.2.3 に更新されたことです。目立った新機能の追加はありません。
Redmine 1.4でRuby 1.9に対応し、今回の2.0でRuby on Rails 3.2に対応したことで、Redmineの開発・実行環境が最近の環境に追いつきました。
Redmine 2.0インストール手順
インストール・アップグレード時の注意
- 依存するgemの管理にはBundlerが使われています。Bundlerのインストール(
gem install bundler
)が必要です。 - Railsをはじめ、Redmineを実行するのに必要なライブラリはBundlerで一括インストールできます(
bundle install
) - プラグインのインストールディレクトリが
vendor/plugins/
からplugins/
に変更されました。インストール済みのプラグインを移動してください。 - Railsのバージョンが変わったことで既存のプラグインが動作しなくなることがあります。
- 1.4以前からアップグレードした環境では
config/initializers/session_store.rb
を削除した上でrake generate_secret_token
を実行してください。
新規インストール
以下の記事を参考にしてください。
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- Redmine 2.0をCentOS 6にインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
旧バージョンからのアップグレード
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
関連情報
Redmineオフィシャルサイト
- アナウンス (www.redmine.org)
- 2.0.0の変更点一覧 (www.redmine.org)
- ダウンロード (RubyForge)
- svnリポジトリ (2.0-stable)
Redmine.JP
- Redmine 2.0をCentOS 6にインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
- configuration.yml によるRedmineの設定 (Redmine.JP Blog)
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
- Redmineを使い始めるための初期設定 (Redmine.JP)
- 使用中のRedmineのバージョンの確認方法 (Redmine.JP)