Redmine 1.2.0 リリース
2011年5月30日、Redmine 1.2.0がリリースされました。
本リリースは、2011年1月にリリースされたRedmine 1.1.0以来約5ヶ月ぶりのメジャーバージョンアップです。約40個の機能追加、約70の問題点修正が行われています。
以下は新機能の一例です。
- プライベートチケット機能
- ユーザー・バージョンを参照可能なカスタムフィールド
- ユーザーの削除
- 作業時間の一括更新
問題点の修正のうち、日本語環境で利用する我々にとって特にメリットが大きいのが PDFの文字化けの解消 です。
RedmineにはチケットやガントチャートなどをPDFで出力する機能がありましたが、これまでのバージョンでは日本語が文字化けしてしまうことがありました。欧米言語以外でのRedmine利用者を長年悩ませていたこの問題がついに解決しました。
- 1.2.0の変更点一覧 (www.redmine.org)
Redmine 1.2.0インストール手順
インストール・アップグレード時の注意
- Redmine 1.2.0より、Rails 2.3.11が必要です。RubyForgeからダウンロードしたリリースパッケージには適切なバージョンのRailsが含まれていますが、svnリポジトリからチェックアウトしたRedmineのソースコードを利用している方はRails 2.3.11のインストールが必要ですので注意してください。
- メール関係の設定は、これまでの config/email.yml ではなく config/configuration.yml で行うようになりました。ただし、従来通りの config/email.yml による設定も現時点では可能です。
新規インストール
以下の記事を参考にしてください。
- Redmine 1.1をCentOSにインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
※Redmine 1.2対応の手順は現在準備中です。
旧バージョンからのアップグレード
- アップグレード (Redmine Guide日本語訳)
関連情報
Redmineオフィシャルサイト
- アナウンス (www.redmine.org)
- 1.2.0の変更点一覧 (www.redmine.org)
- ダウンロード (RubyForge)
- svnリポジトリ (1.2-stable)
Redmine.JP
- Redmine 1.1をCentOSにインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
- Redmineを使い始めるための初期設定 (Redmine.JP)
- 使用中のRedmineのバージョンの確認方法 (Redmine.JP)