Redmineワンポイントチェック(6): カスタムフィールドに入力した数値を集計して合計値を表示する
Redmineをより便利に、効率よく使いこなすためのチェックポイントを紹介する連載記事「Redmineワンポイントチェック」の第6回は、チケットに入力した数値を集計する方法です。
Redmineでは予定工数・作業時間を集計する機能がありますが、それ以外のフィールドでも数値を集計できます。そのためには数値型のカスタムフィールドを作ります。例えばRedmineを物品管理に使っているとき、仕入れた品の金額を集計してコスト管理などに利用できます。
カスタムフィールドの作成方法
- 「管理」→「カスタムフィールド」→「新しいカスタムフィールド」→チケットを選択した状態で「次>>」をクリック
- 形式「小数」または「整数」を選択、名称を入力、この項目を使用するトラッカー・プロジェクトにチェックを入れる
- 「保存」をクリック
数値型のカスタムフィールドにすることで集計が可能になる
合計値の表示方法
- チケット一覧画面で「オプション」を開く
- 合計値を表示したいフィールドにチェックを入れる
- 「適用」をクリック
オプションの「グループ条件」でフィールドを選ぶとフィールドごとにグループ分けをして合計値を表示することもできます。
バックナンバー
- (5): トラッカーを正しく使おう
- (4): ワークフローのチェックをまとめてON/OFFする
- (3): コンテキストメニューを使って複数チケットをまとめて更新する
- (2): URLに入力値を埋め込んでチケット作成のテンプレートを実現する
- (1): ユーザーは「削除」ではなく「ロック」をする
作成: 2018-01-30 11:00 • 分類: one_point_check