Redmineワンポイントチェック(7): Redmineのチケット更新をSlackに通知する 【プラグイン不要】
Redmineをより便利に、効率よく使いこなすためのチェックポイントを紹介する連載記事「Redmineワンポイントチェック」の第7回は、Redmineのチケット更新をSlackに通知する方法です。
Redmineのチケットなどの更新通知はメールで受け取る方法が一般的ですが、チャットツール「Slack」で通知を受け取ることもできます。
Slackに通知する方法としては redmine-slack プラグインがよく知られていますが、ここではSlackのRSSアプリを使う方法を紹介します。Redmineサーバ上での作業が不要なので導入のハードルが低いのがメリットです。
Redmineの活動画面やチケット画面では更新情報がAtomフィード(≒RSSフィード)として出力されるので、Slackにフィードを追加することで通知を受け取れます。
- 本記事はSlackにサインインされた状態であること、またRedmineにインターネット経由でアクセスできることを前提としています。
- 設定方法は下記ページを参考にしました。
Slack に RSS フィードを追加する
RSS アプリをインストール
- https://slack.com/apps/A0F81R7U7-rss にアクセス
「インストール」をクリック
「RSS インテグレーションの追加」をクリック
App ディレクトリからフィードを追加する
- フィードURL:Redmineのプロジェクトの「活動」や「チケット」画面の一番下までスクロール→「他の形式にエクスポート: Atom」をクリックして表示されるURLを貼り付け
- チャンネルへの投稿:任意のチャンネルを選択
- 「このフィードを購読する」をクリック
通知条件を変える
担当者が自分のチケットのみ、 優先度が高いチケットのみなど、通知する更新情報の対象を変更することもできます。下記手順で取得したAtomフィードのURLには設定したフィルタの内容が含まれています。
- チケット一覧画面でフィルタより条件を設定する
- 「適用」をクリックする
- 「他の形式にエクスポート: Atom」をクリックする
バックナンバー
- (6): カスタムフィールドに入力した数値を集計して合計値を表示する
- (5): トラッカーを正しく使おう
- (4): ワークフローのチェックをまとめてON/OFFする
- (3): コンテキストメニューを使って複数チケットをまとめて更新する
- (2): URLに入力値を埋め込んでチケット作成のテンプレートを実現する
- (1): ユーザーは「削除」ではなく「ロック」をする
作成: 2018-02-28 18:00 • 分類: one_point_check