Redmine 2.2.0 リリース
2012年12月18日、Redmine 2.2.0がリリースされました。
本リリースは、2012年9月にリリースされたRedmine 2.1.0以来のメジャーバージョンアップです。
主な新機能は次の通りです。
- チケットへのプライベート注記
- 他のプロジェクトのチケットを子チケットとする機能 (設定により親子関係を許可するプロジェクトの範囲を指定可能)
- 「関連するチケット」の改善:
- 先行/後続の関係にあるチケットのスケジュールを変更する際に休業日を考慮 (休業日は「管理」→「設定」→「チケットトラッキング」で設定可能)
- 先行するチケットのスケジュールを前倒しすると後続するチケットのスケジュールも自動更新
- 2.2で新たに追加された関連の種類「コピー元」「コピー先」がチケットをコピーすると自動的に付加される
- 「関連するチケット」に基づいたチケットのフィルタ
- チケットの一覧で「関連するチケット」を表示
- チケット一覧の改善:
- グループ条件に指定したフィールドの並び順を指定可能
- 説明欄の内容を表示可能
- REST APIの追加: wikiページ、ロール、優先度、ユーザーの切り替え
Redmine 2.2インストール手順
新規インストール
以下の記事を参考にしてください。
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- Redmine 2.2をCentOS 6にインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
旧バージョンからのアップグレード
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
- 依存するgemの管理にはBundlerが使われています。Bundlerのインストール(
gem install bundler
)が必要です。 - 2.0以降、プラグインのインストールディレクトリが
vendor/plugins/
からplugins/
に変更されました。インストール済みのプラグインを移動してください。 - 1.4以前からアップグレードした環境では
config/initializers/session_store.rb
を削除してからrake generate_secret_token
を実行してください。
関連情報
Redmineオフィシャルサイト
- アナウンス (www.redmine.org)
- 2.2.0の変更点一覧 (www.redmine.org)
- ダウンロード (RubyForge)
- svnリポジトリ (RubyForge)
Redmine.JP
- Redmine 2.2をCentOS 6にインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
- configuration.yml によるRedmineの設定 (Redmine.JP Blog)
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
- Redmineを使い始めるための初期設定 (Redmine.JP)
- 使用中のRedmineのバージョンの確認方法 (Redmine.JP)