Redmineからの通知メールを減らす
Redmineはチケットの作成や更新などをメールで通知する機能がありますが、活発なプロジェクトやメンバーが多いプロジェクトでは届くメールが多すぎると感じることもあります。このようなときには、Redmineから送信されるメールの数を抑制する設定を検討してください。
自分が行った更新は通知しないようにする
「個人設定」画面を開き「メール通知」グループボックス内の「自分自身による変更の通知は不要」をONにすると、自分がチケットを追加したり更新したりしたことの通知は自分宛にはメール送信されなくなります。
自分がチケットを作成したり更新したことをその直後に自分宛に通知してもらう必要性は低いので、この機能はONにしても支障がないことが多いと思われます。
注記が未記入のチケット更新は通知しないようにする
チケットの更新のうち、ステータスや担当者の変更のみなど、注記の追加を伴わない更新をメール通知の対象外とすることができます。この設定を行うとRedmineから発信されるメール通知の量をかなり減らすことができます。
ただし、注記が入力されていない限り、チケットの担当者が自分に設定されたことも通知されません。メンバーがチケットを割り当てられたことに気づかずにチケットが放置されることがないよう、担当者の変更は必ず注記を一言記入するなどの運用を検討した方がよいかもしれません。
設定方法
以下の設定を行うことで、チケット更新のうち、注記の追加のみをメール通知の対象とすることができます。
- 「管理」画面→「設定」の「メール通知」タブを開く
- チェックボックス「チケットの更新」をOFFにする
- チェックボックス「コメントの追加」をONにする
優先度による制御で最小限のチケット更新を通知する
Redmine 4.2から「個人設定」→「メール通知」グループボックス内の「優先度が〜以上のチケットについても通知」をONにすると、メール通知対象外のチケット更新であっても優先度が高く設定されていれば、通知を受け取れるようになりました。
この機能により、通知対象を最小限にしながら優先度の高いチケットの通知を受ける設定が行えます。
例えば、個人設定で通知メールを一切受け取らない設定にしながら、優先度が高いチケットについてのみメールを受け取るといったことができます。