書籍「入門Redmine 第6版」2024年3月23日発売

2024-03-28 13:00 • 分類: news • 石原佑季子

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Redmineの解説書「入門Redmine 第6版」が全国の書店やAmazonなどで2024年3月23日から順次発売が開始されました。

本書は、2008年に発売された日本初のRedmine解説書「入門Redmine Linux/Windows対応」の改訂第6版です。2016年に発売された第5版から約8年ぶりの刷新となります。

なお、著者の石原佑季子と監修者の前田剛は、本サイト「Redmine.JP Blog」の運営を担当しています。

第6版の特徴

全ページフルカラー

全ページフルカラーになり、細かい文字が並ぶ設定画面がより見やすくなりました。

新しい章の追加

強化されたチケットのフィルタ機能、ユーザーを指定しメール通知できるメンション機能など新機能を解説しました（Chapter 9、10）。

また、プロジェクト/トラッカー/チケット/コメント/フィールド単位でのアクセス制御、二要素認証などのセキュリティ関連機能の解説を追加しました（Chapter 16）。

そのほかの変更点

【最新版対応】対象とするRedmineのバージョンを、Redmine 3.3から現時点の最新版であるRedmine 5.1に更新しました
【より詳しく】ページ数が460ページから528ページに増加しました
アルコニックス株式会社様、株式会社イシダテック様の事例を収録しました

Chapter 1 社員旅行の段取りでRedmineを体験してみよう
Chapter 2 Redmineの概要
- 2.1 Redmineとは
- 2.2 Redmine導入をお勧めする10のメリット
- 2.3 Redmineの使い道
Chapter 3 Redmineの様々な活用事例
- 3.1 Excelから脱却しRedmineのチケットを全員で振り返る
- 3.2 Redmineによる情報共有が製造業におけるナレッジ属人化問題解消の足掛かりに
- 3.3 メールでの顧客サポートをRedmineに切り替えて業務効率化
Chapter 4 Redmineの利用環境の準備
- 4.1 システム構成と動作環境
- 4.2 利用環境の準備方法① 自分のサーバにインストール
- 4.3 利用環境の準備方法② AWS、Google Cloud Platform、Microsoft Azureの利用
- 4.4 利用環境の準備方法③ クラウドサービスの利用
Chapter 5 Redmineの初期設定
- 5.1 管理機能へのアクセス
- 5.2 デフォルト設定のロード
- 5.3 アクセス制御の設定
- 5.4 日本語での利用に最適化する設定
- 5.5 メール通知の設定
- 5.6 利便性向上のための設定
- 5.7 テーマの切り替えによる見やすさの改善
- 5.8 そのほかの検討をお勧めする設定
Chapter 6 新たなプロジェクトを始める準備
- 6.1 Redmineの基本概念
- 6.2 ユーザーの作成
- 6.3 チケットのステータスの設定
- 6.4 トラッカー（チケットの種別）の設定
- 6.5 ロールの設定
- 6.6 ワークフローの設定
- 6.7 プロジェクトの作成
- 6.8 プロジェクトへのメンバーの追加
- 6.9 グループを利用したメンバー管理
- 6.10 プロジェクトの終了とアーカイブ
Chapter 7 Redmineはじめの一歩　〜チケットの基本と作法〜
- 7.1 はじめに知っておきたい基本 ― プロジェクトとチケット
- 7.2 ログイン
- 7.3 プロジェクトの選択
- 7.4 実施すべき作業のチケットを作成
- 7.5 自分がやるべき作業の把握
- 7.6 チケットを更新して作業状況を記録・共有する
- 7.7 チケットの更新の把握
- 7.8 「バージョン」でプロジェクトの段階（フェーズ）ごとにチケットを分類する
- 7.9 覚えておきたいチケット操作の便利機能
Chapter 8 より高度なチケット管理
- 8.1 マイページで自分に関係する情報を把握する
- 8.2 チケット同士を関連づける
- 8.3 親チケット・子チケットで粒度の大きなタスクの細分化
- 8.4 カテゴリによるチケットの分類
- 8.5 ワークフローでステータスの遷移を制限する
- 8.6 「フィールドに対する権限」で必須入力・読み取り専用の設定をする
- 8.7 チケットのフィールドのうち不要なものを非表示にする
- 8.8 カスタムフィールドで独自の情報をチケットに追加
- 8.9 複数のメンバーを担当者にする ― グループへのチケット割り当て
- 8.10 チケットの進捗率をステータスに応じて自動更新する
Chapter 9 フィルタとクエリ
- 9.1 フィルタによるチケット一覧の絞り込み
- 9.2 フィルタによる絞り込み条件をクエリとして保存する
- 9.3 特別な動作のフィルタと演算子
Chapter 10 通知を受け取る
- 10.1 Redmine全体のメール通知の設定
- 10.2 ユーザーごとのメール通知の設定
- 10.3 ウォッチ機能で気になるチケットの状況を把握
- 10.4 メンション機能を使って特定のユーザーに通知する
- 10.5 通知メールの件数を減らす
- 10.6 期日が迫ったチケットをメールで通知する
- 10.7 フィードによる通知
- 10.8 チャットツールへの通知
Chapter 11 プロジェクトの状況の把握
- 11.1 活動画面によるプロジェクトの動きの把握
- 11.2 ガントチャートによる予定と進捗の把握
- 11.3 カレンダーによる予定の把握
- 11.4 ロードマップ画面によるマイルストーンごとのタスクと進捗の把握
- 11.5 サマリー画面によるチケットの未完了・完了数の集計
- 11.6 工数管理
Chapter 12 情報共有機能の利用
- 12.1 ニュース
- 12.2 Wiki
- 12.3 文書
- 12.4 ファイル
- 12.5 フォーラム
Chapter 13 こんなときどうする？便利な機能を使いこなす
- 13.1 ショートカットキーを使って快適に操作する
- 13.2 スマートフォンとタブレット端末から利用する
- 13.3 権限設定で操作を制限する
- 13.4 使わないモジュールをOFFにして画面をすっきりさせる
- 13.5 プラグインで機能を拡張する
- 13.6 独自のテーマを作成して画面をカスタマイズする
Chapter 14 バージョン管理システムとの連係
- 14.1 バージョン管理システムとRedmineを連係させるメリット
- 14.2 リビジョンとチケットの関連づけ
- 14.3 リポジトリブラウザ
- 14.4 バージョン管理システムとの連係設定
- 14.5 リポジトリからのコミット情報の取得
Chapter 15 外部システムとの連係・データ入出力
- 15.1 REST API
- 15.2 メールによるチケット登録
- 15.3 Atomフィード
- 15.4 CSVファイルのエクスポートとインポート
Chapter 16 アクセス制御とセキュリティ
- 16.1 認証を必須にする（登録ユーザーのみ閲覧できるようにする）
- 16.2 プロジェクトを非公開にする（プロジェクトのメンバーのみ閲覧できるようにする）
- 16.3 システム管理者権限を付与するユーザーを限定する
- 16.4 社外メンバー用のロールを作成する
- 16.5 プロジェクト単位でのアクセス制御
- 16.6 トラッカー単位でのアクセス制御
- 16.7 チケット単位でのアクセス制御（プライベートチケット）
- 16.8 コメント単位でのアクセス制御（プライベートコメント）
- 16.9 フィールド単位でのアクセス制御
- 16.10 二要素認証
- 16.11 ログインパスワードの安全性を高める設定（パスワードの最低必要文字数・必須文字種別）
- 16.12 IPアドレスフィルター（接続元IPアドレスによるアクセス制限）
Chapter 17 リファレンス
- 17.1 Redmineの画面各部の名称
- 17.2 トップメニュー内の機能
- 17.3 個人設定
- 17.4 プロジェクトの設定
- 17.5 管理機能
- 17.6 チケットとWikiのマークアップ
- 17.7 configuration.ymlの設定項目
Chapter 18 逆引きリファレンス
- 18.1 Redmineの管理
- 18.2 ユーザーインターフェイス
- 18.3 プロジェクト
- 18.4 ユーザーの管理と認証
- 18.5 チケット
- 18.6 ガントチャート
- 18.7 ロードマップ
- 18.8 Wiki
- 18.9 時間管理
- 18.10 チケットとWikiの書式
- 18.11 リポジトリ
- 18.12 メール
- 18.13 Atomフィード
- 18.14 その他

書誌情報

書名	入門Redmine 第6版
著者	石原佑季子
監修者	前田剛
出版社	株式会社秀和システム
価格	2,800円(税別)
ISBN	9784798071541
発売日	2024年3月23日