Redmineの用語やメッセージを管理画面で自由に変更できるプラグイン「メッセージカスタマイズプラグイン」
「メッセージカスタマイズプラグイン(redmine_message_customize)」 は、Redmineの画面上に表示される用語やメッセージを管理画面で自由に変更できるプラグインです。
例えば「トラッカー」などの用語や「活動」などのメニューのほか、「チケット」や「担当者」などの標準フィールドや用語、「チケット #123456 が作成されました。」などのメッセージを、業務内容や社内用語に合わせて好きな言葉に変更できます。
下図では、「活動」「カレンダー」「トラッカー」「題名」の用語を変更した例です。
変更前
変更後
メニューやチケットの用語が変更されている
インストール方法
https://github.com/ishikawa999/redmine_message_customize#installより引用。
$ cd /your/path/redmine $ git clone https://github.com/ishikawa999/redmine_message_customize.git plugins/redmine_message_customize $ cp plugins/redmine_message_customize/35_change_load_order_locales.rb config/initializers/35_change_load_order_locales.rb $ # redmine restart
※3つ目のコマンドを実行するとプラグインの文言もカスタマイズできるようになります。
使い方
- システム管理者権限を持つユーザーでログイン
- 左上メニュー「管理」→「メッセージのカスタマイズ」をクリック
カスタマイズを追加する
「通常モード」と「YAMLモード」があり、好きな方で追加できます。片方のモードで書くともう片方にも自動で表示します。
通常モード
「通常モード」は、選択肢から変更したい用語・メッセージを選択して変更後の文言を入力します。
- 「通常モード」タブを開く
- 言語のプルダウンメニューから変更したい言語を選択する
- 「変更したい文言を選択してください。」と表示されているプルダウンメニューをクリック
- キーワードを入力して選択肢を絞り込む
- 変更したい用語・メッセージをクリック
- 表示されたテキストボックスに好きな文言を入力する
- 「保存」をクリック
YAMLモード
「YAMLモード」は、日本語化する翻訳ファイルja.ymlに書くのと同じYAML記法で書きます。
- 「YAMLモード」タブを開く
- 例にならってテキストボックスに好きな文言を入力する
- 「デフォルトのメッセージを確認する」をクリックすると、カスタマイズできる文言の一覧が表示されます。
- すべての言語について一つの画面に入力します。
- 既にja.ymlのファイルを変更して文言をカスタマイズしている場合、YAMLモードの画面に貼り付ければそのまま適用できます。
- 「保存」をクリック
カスタマイズを編集する
- テキストボックスに変更後の文言を入力
- 「保存」をクリック
カスタマイズを無効にする
「カスタマイズを無効にする」をクリックすると、すべてのカスタマイズが無効になります。
カスタマイズを有効にする
「カスタマイズを有効にする」をクリックすると、すべてのカスタマイズが有効になります。
カスタマイズを削除する
通常モード
- 削除したいカスタマイズの右端にあるゴミ箱アイコンをクリック
- 「保存」をクリック
YAMLモード
- カスタマイズの記述を削除する
- 「保存」をクリック
Redmineのクラウドサービス「My Redmine」では、メッセージカスタマイズプラグインがデフォルトプラグインとしてお使い頂けます。
作成: 2019-10-04 12:00 • 分類: plugin