【毎月更新】リリース前の新機能を先行チェック! CSVインポート時に「関連するチケット」を設定など(2020年5月コミット分)
Redmine公式サイトでコミット済みの未リリースの新機能を毎月紹介します。より便利になるRedmineの機能を一足先にチェックしましょう。
今月は2020年5月にコミットされたチケットの中から3つ紹介します。
CSVインポート時に「関連するチケット」を設定
チケットのCSVインポート時に関連するチケット(重複、ブロック、先行後続、コピーなど)を設定できるようになります。
CSVファイル作成時に関連するチケットを入力
インポート画面に「関連の対応関係」が追加される
- 利用できる予定のバージョン:4.2.0
- 公式サイトのチケット:
Feature #28198: Support issue relations when importing issues
ユーザーのカスタムフィールドをCSVでエクスポート
ユーザー情報をCSVでエクスポート(「管理」→「ユーザー」を開いた画面の右下「CSV」をクリック)したとき、カスタムフィールドもエクスポートできるようになります。一人ひとりのユーザー画面を開かなくても、全ユーザーのカスタムフィールドのデータを一覧で扱うことができます。
エクスポートしたCSVファイル
「管理」→「カスタムフィールド」→「新しいカスタムフィールド」→「ユーザー」から作成できます
- 利用できる予定のバージョン:4.2.0
- 公式サイトのチケット:
Feature #33126: Support custom fields when exporting users to CSV
ユーザーのCSVエクスポートに「更新日」と「パスワード更新日」が追加
ユーザー情報をCSVでエクスポートするとき、ユーザーやパスワードの更新に関する情報も含まれます。管理者は「ユーザー情報を最後に更新したのはいつか」「パスワードをいつから更新していないのか」を確認できます。
- 更新日(ユーザー情報を最後に更新した日時)
- パスワード更新日(パスワードを最後に更新した日時)
(エクスポートは、「管理」→「ユーザー」を開いた画面の右下「CSV」をクリック)
エクスポートしたCSVファイル
- 利用できる予定のバージョン:4.2.0
- 公式サイトのチケット:
Feature #33347: Include updated_on and passwd_changed_on columns when exporting users to CSV
Redmineの新機能を先行して利用できる「RedMica」
本記事で紹介した機能は、2020年5月リリースのRedMica 1.1で利用できます。RedMicaは、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できるオープンソースソフトウェアです。
RedMicaの詳細は、今日使える明日のRedmine「RedMica 1.0.0」リリースの記事で、ソフトウェアの特長などをご覧頂けます。