Redmine 1.4新機能紹介: Textileで一部のCSSプロパティが利用可能
Redmine 1.4では、Wikiやチケットの記述に使われるTextile記法で一部のCSSプロパティが使えるようになりました。これにより、文字やテーブルのセル・枠線に色を付けるなど、よりわかりやすい表現ができるようになります。
Textile記法は本来はCSSのが利用できます。しかし、Redmineではセキュリティ上の理由により ソースコードの修正 を行わなければ利用できませんでした。Redmine 1.4では、色などを指定するための一部のプロパティに限り修正を行わなくても利用できるようになりました。
利用できるプロパティ
- color
- width
- height
- border, border-*
- background, background-*
- padding, padding-*
- margin, margin-*
- font, font-*
- text-*
使用例
文字に色をつける
光の三原色は %{color: red}赤% と %{color: #0f0}緑% と %{color: #0000ff}青% です。
光の三原色は 赤 と 緑 と 青 です。
Textileの %{property: value}...%
という記述はHTMLの <span style="property: value;">...</span>
に相当します。段落内の特定の箇所にCSSを適用できます。
テーブルの列の幅を指定する
|{width: 100px}. 列1 |{width: 200px}. 列2 |
列1 | 列2 |
大きな画像を指定した幅に縮小して表示
!{width: 300px}.photo.jpg!
関連情報
- Feature #2416: {background:color} doesn’t work in text formatting – Redmine: (remdine.org)
- Textile記法のスタイル指定が反映されない (Redmine.JP)