Redmine 1.4新機能紹介: チケットとリビジョンの関連づけの追加・削除
Redmine 1.4より、リポジトリのリビジョンとチケットとの関連づけを後から追加・削除できるようになりました。
Redmineにはバージョン管理システムのリビジョンとチケットを相互に関連づける機能がありますが、これまではコミットメッセージにチケット番号を記載することでしか関連づけができませんでした。チケット番号無しでコミットしたり、誤ったチケット番号を記載してコミットしたりしたときに後で直すことができませんでした。
後から関連づけを編集する手順
「関連するチケットの管理」権限の付与
操作を行うユーザーが「関連するチケットの管理」権限が付与されたロールに所属している必要があります。
この権限は、Redmine 1.4以降を新規インストールした場合は「管理者」ロールと「開発者」ロールに付与されています。Redmine 1.4以前からアップデートした場合はどのロールにも付与されていませんので、管理者権限を持つユーザーで「管理」→「ロールと権限」画面を開いて権限付与を行ってください。
関連づけの追加
関連づけの追加は「リポジトリ」画面から行います。チケットの画面から行うことはできません。
「リポジトリ」画面でチケットを関連づけたいリビジョンを開き、「関連するチケット」欄の右側にある「追加」リンクをクリックしてください。チケット番号の入力欄が表示されますので、このリビジョンから関連づけたいチケット番号を入力して「追加」ボタンをクリックしてください。関連づけが行われ、リビジョンとチケットが相互に参照できるようになります。
関連づけの削除
関連づけが行われているリビジョンを「リポジトリ」画面で表示し、チケットの右側に表示された関連づけ削除アイコンをクリックしてください。