Redmine 1.3新機能紹介: グループへのチケット割当
本ページ掲載情報は Redmine 1.3時点 のチケットの担当者をグループに設定する方法です。新しいバージョンの情報は下記ページをご覧ください。
Redmineのチケットの担当者をグループにする (Redmine.JP)
Redmineのチケットの担当者をグループにする (Redmine.JP)
Redmineのチケットの担当者はこれまで個人に割り当てることしかできませんでしたが、Redmine 1.3よりグループに対しても割り当てることができるようになりました。
チケットを処理するチームは決まっているが担当者は決まっていない場合などに便利です。たとえば、システムのバグに関するチケットはまずは開発チームに割り当てて、開発チーム内で担当者を決めたら改めて個人に割り当てるといった運用が可能です。
グループにチケットを割り当てると、グループに所属するメンバーからはそのチケットが自分に割り当てられたチケットと同じように見えます。チケットを作成・更新した際のメール通知もグループのメンバー全員に送られます。
グループへの割当を利用するための準備
以下の設定を行うことでグループにチケットを割り当てることができるようになります。
「グループへのチケット割り当てを許可」をON
「管理」→「設定」画面の「チケットトラッキング」タブを開き、「グループへのチケット割り当てを許可」をONにしてください。
グループをプロジェクトに参加させる
チケットの担当者をグループにするためには、そのグループがプロジェクトに参加していなければなりません。プロジェクトの「設定」画面の「メンバー」タブでグループをプロジェクトのメンバーにしてください。
もしまだグループを作成していない場合、以下の手順でユーザーをまとめたグループを作成してください。
- 「管理」→「グループ」画面で新しいグループを作成
- 作成したグループにユーザーを追加する
チケットをグループへ割り当てた場合の動作
グループにチケットを割り当てると、そのグループに所属するユーザーにはそのチケットが自分に割り当てられたチケットと同じように見えます。
- 自分が担当するチケットの一覧に表示されます。
- そのチケットが更新されるとグループのメンバー全員に対してメール通知が行われます。