今日使える明日のRedmine「RedMica 3.1.0」リリース
2024年11月19日、Redmine互換のオープンソースソフトウェア「RedMica」の新バージョン3.1.0がリリースされました。
Redmine 6.0.1のすべての機能と、Redmineの次期バージョンに向けてコミットされたいくつかの新機能が含まれています。
RedMicaとは
RedMicaはRedmine互換のオープンソースソフトウェアで、Redmineのソースコードをもとにファーエンドテクノロジー株式会社がリリースしています。ファーエンドテクノロジーが提供するクラウドサービス「My Redmine」でも使われています。
最大の特長は、Redmineより短い間隔で定期的にリリースされることにより、Redmine次期バージョンの新機能を先行して利用できることです。
例えば、Redmine 5.1.0が2023年10月にリリースされてから、次のメジャーバージョンアップであるRedmine 6.0.0が2024年11月にリリースされるまでの約1年1ヶ月の間に、RedMicaは2.4、3.0の2回のリリースが行われました。これにより、RedMicaではRedmine 6.0で利用できるようになった新機能の多くをいち早く利用できました。
RedMica 3.1.0ではRuby 3.0のサポートが終了しました。 Ruby 3.1 以降にアップグレードしてください。
新機能
リリースノートに記載された新機能を紹介します。詳しくはリンク先の記事をご覧ください。
- カスタムフィールドの数値に3桁区切りのカンマ表示
- チケットの担当者として「作成者」や「直前担当者」が選択しやすくなる改善
- アイコンをベクターフォント(Tabler Icons)に置き換え
- ボックスの背景色・ボーダースタイルを調整
- フォントサイズ拡大とNoto Sansフォント導入によるリーダビリティ改善
- サイドバーの折り畳み
- テーブルの行にボーダーを追加することによるリーダビリティ改善
- チケットとフォーラムにおける部分引用機能
作成: 2024-11-20 16:00 • 分類: redmica