Redmineの通知メールの振り分けに利用できるヘッダフィールド
Redmineでチケットの更新などを行ったときに送信される通知メールのヘッダにはチケット登録者やプロジェクトを示すヘッダフィールドが含まれており、メーラーによるメールの振り分けに利用できます。
振り分けの例
メーラーの機能にもよりますが、以下のような振り分けが可能です。
- 自分が担当者に設定されているチケットの通知メールは特定のフォルダに振り分ける (X-Redmine-Issue-Assignee)
- プロジェクトごとに決まったフォルダに振り分ける (X-Redmine-Project)
- 複数のRedmineを併用している際に、それぞれのRedmineごとに振り分ける (X-Redmine-Site または X-Redmine-Host)
付加されるヘッダフィールドと意味
フィールド名 | 説明 |
---|---|
X-Redmine-Issue-Author | チケットの登録者 |
X-Redmine-Issue-Assignee | チケットの担当者 |
X-Redmine-Sender | チケットの更新を行ったRedmineのユーザー (Redmine 1.4以降) |
X-Redmine-Issue-Id | チケット番号 |
X-Redmine-Project | プロジェクト識別子 ※プロジェクト名ではない |
X-Redmine-Site | Redmineのタイトル (管理→設定→全般→アプリケーションのタイトル) |
X-Redmine-Host | Redmineのホスト (管理→設定→全般→ホスト名) |
X-Mailer | “Redmine” (固定値) |
ヘッダフィールドの例
X-Redmine-Issue-Author: kojima X-Redmine-Issue-Assignee: yokoyama X-Redmine-Sender: kitahara X-Redmine-Issue-Id: 1093 X-Mailer: Redmine X-Redmine-Project: test-project X-Redmine-Site: Redmine X-Redmine-Host: example.jp/redmine
関連情報
作成: 2011-04-01 16:00 • 分類: tips