チケットのテンプレートを作成できるプラグイン「Issue Templates」の利用方法

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Issue Templatesプラグインは、Redmineのチケット作成時やコメント入力時に定型文を入力するテンプレートを作成するプラグインです。

このプラグインを使用すると、チケットの題名と説明に定型文を設定できます。また標準フィールドやカスタムフィールドにデフォルト値を設定できます。

チケットに定型の題名を使用したい場合、入力してほしい内容を説明に表示したい場合、トラッカーごとに担当者を自動でセットしたい場合などに便利な機能です。

この記事では、チケットテンプレートを有効にする方法とチケットテンプレートを作成する方法をご確認いただけます。

目次

1. チケットテンプレートを利用するための設定

事前にIssue Templatesプラグインを導入してください。詳しい手順はIssue Templatesをご覧ください。

1.1 プロジェクトでチケットテンプレートを有効にする

(1)プロジェクトメニューの「設定」から「プロジェクト」タブを表示する

(2)「チケットテンプレート」にチェックを入れて「保存」をクリック

1.2 チケットテンプレートの権限設定

(1)上部メニューの「管理」→「ロールと権限」をクリック

(2)画面右上にある「権限レポート」をクリックし、ロールに必要な権限に応じてテンプレートの編集・表示などにチェックを入れて「保存」をクリック

(チケットテンプレートを選択できるようにするには、テンプレートの表示権限が必要です。)

2. チケットテンプレートを作成する

(1)チケットテンプレートを作成したいプロジェクトに移動し、プロジェクトメニューから「チケットテンプレート」をクリック

(2)「新規作成」をクリックし、項目の内容を入力する

(3)「有効」にチェックが入っていることを確認し「作成」をクリック

チケットの作成画面で、トラッカーに応じてチケットテンプレートを選択できるようになります。

3. グローバル チケットテンプレートを作成する

複数プロジェクトで共通のチケットテンプレートを利用するには、グローバル チケットテンプレートを作成します。

(1)「管理」→「グローバル チケットテンプレート」

(2)「新規作成」をクリックし、項目の内容を入力する

(3)「有効」にチェックを入れる

(4)「このテンプレートが利用可能なプロジェクト (全 ○プロジェクト中: ○プロジェクトが有効)」をクリックして使用するプロジェクトにチェックを入れる

(5)「作成」をクリック

4. コメント用テンプレートを作成する

(1)チケットテンプレートを作成したいプロジェクトに移動し、プロジェクトメニューから「チケットテンプレート」をクリック

(2)「コメント用テンプレート:新規作成」をクリックし、項目の内容を入力する

(3)「有効」にチェックが入っていることを確認し「作成」をクリック

5. グローバルコメント用テンプレートを作成する

複数プロジェクトで共通のコメント用テンプレートを利用するには、グローバルコメント用チケットテンプレートを作成します。

(1)トップメニュー「管理」→「グローバル チケットテンプレート」をクリック

(2)「グローバル コメント用テンプレート」をクリック

(3)「新規作成」をクリックして、項目の内容を入力する

(4)「有効」にチェックを入れる

(5)「このテンプレートが利用可能なプロジェクト (全 ○プロジェクト中: ○プロジェクトが有効)」をクリックして使用するプロジェクトにチェックを入れる

(6)「作成」をクリック

6. チケットテンプレートで標準フィールドやカスタムフィールドにデフォルトの値を設定する方法

グローバルチケットテンプレート、チケットテンプレートを利用して標準フィールドやカスタムフィールドに値を入力することができます。

例えば、チケットテンプレート毎に担当者やウォッチャーを設定できます。

6.1 利用するための設定

6.1.1 プラグインの設定

(1)トップメニュー「管理」→「プラグイン」

(2)「Redmine Issue Templates plugin」の「設定」をクリック

(3)設定項目「標準/カスタムフィールドの利用を可能にする」にチェックを入れて、「適用」をクリック

6.1.2 プロジェクトでチケットテンプレートを利用できるようにする設定

(1)プロジェクトメニュー「設定」の「プロジェクト」タブを選択

(2)モジュール「チケットテンプレート」にチェックを入れて「保存」をクリック

6.2 デフォルト値を入力したチケットテンプレートの作成手順

(1)プロジェクトメニュー「チケットテンプレート」をクリック

(2)「新規作成」をクリックする

(3)テンプレート名、チケットタイトル(任意)、チケット本文を入力する

(4)トラッカーを選択すると項目「フィールドの選択」「値」が表示される

(5)設定したい項目を「フィールドの選択」の中から選ぶ

(6)値をプルダウンから選択または入力して、「追加」をクリック

(7)「適用」をクリックし、「フィールド設定用JSON」の欄に値が挿入されたことを確認する

(8)必要な項目の分だけ(5)〜(7)を繰り返す

(9)「有効」にチェックが入っていることを確認し「作成」をクリック

6.3 本機能で設定できる項目

6.3.1 チケットテンプレートで設定できる項目

  • ステータス
  • 優先度
  • 担当者
  • カテゴリ
  • 対象バージョン(値に「バージョン名」を入力)
  • 親チケット(値に「親チケットのチケット番号(数値)」を入力)
  • 開始日
  • 期日
  • 予定工数(値に「予定工数(数値)」を入力する)
  • 進捗率
  • ウォッチャー
  • オブジェクト「チケット」のファイル形式以外のカスタムフィールド

6.3.2 グローバルチケットテンプレートで設定できる項目

  • ステータス
  • 優先度
  • 親チケット
  • 開始日
  • 期日
  • 予定工数
  • 進捗率
  • 全プロジェクト向けのオブジェクト「チケット」のファイル形式以外のカスタムフィールド
作成: 2023-06-22 12:00  •  分類: