Redmine 3.0新機能紹介: 検索機能の改善
Redmine 3.0では検索機能が強化されています。
- パフォーマンス改善
- 未完了チケットのみを対象とした検索
- 添付ファイルのファイル名・説明欄の検索
- 1ページあたりの検索結果の表示件数を任意に設定
検索パフォーマンスの改善
検索機能のバグ(#18631)を修正するためのコミット r13739 のコメントに “This also brings a 2x performance improvement” という記述があり、バグ修正の過程でのコードの改善により検索のパフォーマンスが2倍に改善されたということです。
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未完了チケットのみを対象とした検索
これまでの検索機能ではすべてのチケットが対象となっていましたが、Redmine 3.0では未完了のチケットのみを対象に検索が行えるようになりました。目的のチケットを見つけやすくなります。
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添付ファイルのファイル名・説明欄の検索
Redmine 3.0では、チケットやWikiの添付ファイルのファイル名や説明欄も検索対象とするようオプションで指定できるようになりました。
これまでは目的の添付ファイルを探すのは容易ではありませんでしたが、Redmine 3.0ではファイル名や説明欄の入力内容を頼りに探せるようになりました。
- 添付ファイルを除外(デフォルト)
- 従来通りの動作。チケットやWikiの内容を検索
- 添付ファイルの名前と説明も検索
- 従来の動作に加え、添付ファイルの名前と説明も検索対象とする
- 添付ファイルのみ検索
- 添付ファイルの名前と説明のみ検索する。チケットやWikiの内容は検索対象外
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1ページあたりの検索結果の表示件数を任意に設定
検索結果の一覧の表示件数はこれまで20件に固定されていましたが、Redmine 3.0では「管理」→「設定」画面の「全般」タブ内の項目「ページごとの検索結果表示件数」で自由に設定できるようになりました。たくさんの検索結果をまとめて確認することが多い場合に便利です。
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作成: 2015-02-24 23:30 • 分類: 3.0