Redmine 3.0新機能紹介: トラッカーごとのデフォルトステータス
Redmine 3.0ではトラッカーごとにデフォルトステータスを指定できるようになりました。
これまでのバージョンではすべてのトラッカーが同一のデフォルトステータス(例「新規」)を共有していましたので、どのトラッカーでも新たに作成した直後のチケットのステータスは必ず「新規」などとなっていました。Redmine 3.0ではデフォルトステータスをトラッカーごとに設定できるようになったので、各トラッカーの実際の運用に即したよりわかりやすい名称のステータスを使い分けることができます。
例えば以下の図はRedmineをヘルプデスクで問い合わせを受け付けるのに使っていることを想定した例です。トラッカー「問い合わせ」のデフォルトステータスは「担当者割り当て待ち」に設定されていて、新たなチケットを作成するとステータスは「新規」ではなく「担当者割り当て待ち」となります。単に「新規」と表示されるのに比べ、現在の状況や次のアクションがわかりやすくなります。
設定方法
デフォルトステータスは、「管理」→「トラッカー」画面で該当のトラッカーをクリックすることで開ける編集画面で設定できます。
トラッカーごとのデフォルトステータスの導入に伴い、「管理」→「チケットのステータス」画面でのデフォルトステータスの設定は廃止されました。
関連情報
作成: 2015-02-26 15:40 • 分類: 3.0