Redmine 2.3新機能紹介: 親プロジェクトのメンバーを子プロジェクトで継承
Redmine 2.3では親プロジェクトのメンバーの設定を子プロジェクトで継承できるようになりました。
プロジェクトが親子の関係になっているとき、Redmine 2.2までは子プロジェクトでは親プロジェクトでのメンバー設定が全く継承されず、親プロジェクトのメンバーに子プロジェクトへアクセスさせたい場合でも子プロジェクトでメンバーの設定を行う必要がありました。Redmine 2.3ではメンバーの継承の設定を行えば親プロジェクトのメンバーが子プロジェクトにもアクセスできます。
案件を多数の子プロジェクトに分割して管理している場合などに、すべての子プロジェクトにアクセスさせたい人を親プロジェクトでまとめて設定しておくことができます。
親プロジェクトのメンバーを継承するための設定
プロジェクトの「設定」画面の「情報」タブで「メンバーを継承」をONにしてください。親プロジェクトのメンバーがこのプロジェクトにもアクセスできるようになります。
この状態で、さらにこのプロジェクト固有のメンバーを「設定」→「メンバー」で追加することもできます。