Redmine 2.1新機能紹介: プロジェクトの「終了」機能
Redmine 2.1より、プロジェクトの「終了」機能でプロジェクトを読み取り専用にできるようになりました。
これまでも「管理」→「プロジェクト」画面に「書庫に入れる」(2.1以降は「アーカイブ」に名称変更)というプロジェクトを非表示にする機能がありました。アーカイブされたプロジェクトは利用者からはプロジェクトが存在することも分からなくなります。新機能の「終了」の場合、プロジェクトに登録された情報は参照できますが、チケットの作成やWikiの更新などプロジェクト上の情報の更新はできなくなります。
案件は終了したがRedmineのプロジェクト上の情報は今後も参照したいとき、プロジェクトを「終了」状態にしておけば誤ってチケットの登録等を行うのを防げます。
機能名 | プロジェクトの参照 | プロジェクト上の情報の更新 |
---|---|---|
アーカイブ (旧名称: 書庫に入れる) |
× | × |
プロジェクトを終了 | ○ | × |
プロジェクトの終了方法
プロジェクトを「終了」状態にするには、プロジェクトの「概要」画面右上の「終了」をクリックしてください。「終了」状態のプロジェクトを元に戻すには「再開」をクリックしてください。
プロジェクトを終了状態にするには プロジェクトの終了/再開 権限が必要です。この権限は、デフォルトでは「管理者」ロールに割り当てられています。権限の割り当ての確認や変更は 「管理」→「ロールと権限」→「権限レポート」 で行えます。
関連情報
- Feature #3640: Freeze / Close Projects (redmine.org)